よもやま話
神楽坂探訪
名称の由来
坂の途中にあったに高田穴八幡の旅所があって祭礼で神輿が通るときに神楽を奏したからとも、若宮八幡の社の神楽の音がこの坂まで聞こえたからともいわれています。
また、津久戸明神が元和の頃に牛込の地に移転した時、神輿が重くてこの坂を上ることができなかったが、神楽を奏すると、容易に上ることが出来たため、この時より「神楽坂」の名が付いたという説もあります。
神楽坂の特徴
表通りは商店が立ち並び、散歩や観光をする人で賑わっています。
裏通りに入ると閑静な佇まいになり、雨が降ると特徴的な石畳が黒く濡れて独特の雰囲気が醸し出されます。
また、神楽坂は全国的にも稀な逆転式一方通行になっており、自動車などの進行方向が午前と午後で逆転します。
午前中は「坂上→坂下」 (早稲田側から飯田橋側へ)、午後は「坂上←坂下」になるので、自動車で来られる方は要注意です。
逆転式一方通行になった背景は、田中角栄元首相が日頃の出退勤の便を図ったからとまことしやかに語られています。